人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・
適当に近くにあったハンバーガーショップでお腹を満たした。
「はぁ。食った食った!!
よし!探しに行こう!!」
「私は一人で探すから、ヒカリは一緒に来ている人のところに戻りなよ」
「なぁ~に強がりなこと言っちゃってんのぉ~!?」
「強がりじゃない!せっかくここに来たのに、私の所為で・・・。だから、戻りなよ」
「・・・戻る相手がいないから・・・」
「えっ・・・?」
「俺の話聞いてくれる?」
ニコって笑ってヒカリは話し始めた。
「俺ね、今日彼女と一緒に来てたんだ。で、偶然、俺の友達と会って・・・。そしたら、彼女の様子が明らかに動揺してて・・・。俺と一緒にいるところを見られたくない感じで・・・」
「うん」
「俺さ、薄々わかってたんだ。彼女に他の男がいること。でも、俺はその子のことが大好きだから・・・。知らないフリをしていたんだ。
そしたら、彼女はいきなり走り出して、俺の友達の元へ行ったんだ。もちろん追いかけたよ」
「うん」
「そしたら、二人は抱き合ってキス・・・してたんだ。
そんで、俺の存在に気づいた彼女に『別れて。私はこの人がいいの』って言われたんだ・・・」
「うん」
「二人で来たプールで振られるとか無いだろぉ~(笑)。俺、情けないよな・・・。
こんなに・・・好きだったのに・・・。大好きだったのに・・・」
「うん、うん」