パパはかわら版
3人が立ち去った後に、父親の勇一が出てきた。

勇一「どうした。どうした」
勇介「隣のおじさん家に女の子が3人引っ越してきたみたい」
勇一「そんなことないだろう。橋龍さんは独身だぞ」
勇介「今度遊ぼうっていっていたよな、小雪」
小雪「うん」
勇一「おかしいなあ。そんな話聞いてないけどなあ。まあいいや。入れ、入れ。それでどうだった」
勇作「え、何が」
勇一「3人の子はかわいかったか」
勇作「おやじ、すけべだな。まあ、みんな俺に気があるみたいだったな」
勇一「ほんとかあ。まあ勇作は俺に似て、かっこいいからな、お父さんがどの子がいいか見てやるよ」
勇作「いいよ。子供の恋愛に大人は入ってくるなよ。ありのままの俺で勝負するんだよ。ありのままで」
勇一「そうか。ありのままか」
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