HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
二人で並んで、克敏の告白を見守る。



克敏も紅い薔薇を一輪、手に持って女性陣に向かう。



克敏の向かった先は蘭さんの前だった。



「俺はずっと、君のコトをお嬢様ではなく、一人の女として見ていた。許されない恋かもしれないが、俺は蘭お前が欲しい…」



「おお~っ!!よく…言ったぞ!!!克敏」


結生は大声で克敏の告白を褒めちぎり、拍手を送った。


「私もあなたが邸宅に来た時からずっと…愛していた…」


蘭さんは涙声で応え、薔薇を受け取り、二人は抱き合った。



< 208 / 212 >

この作品をシェア

pagetop