HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
食事はおしまい、時間が淡々と過ぎていく。



「さてと、今日はどうする?」


「…」


結生はソファーに座って、寛いでいた私に話しかけて来た。


感情のこもらない事務的な声が気に入らない。



「愛してると言うか…キスするか…どっちにする?」


また、昨日と同じ選択肢。


愛してるとは言えないし、かと言ってキスだってしたくない。


「他に選択肢は?」


「ベットに行くか…」


なんで…ベット…それは絶対嫌…


「キスにする」


「姉貴と同じでお前はキス魔?」


「違うわよ!!キスがいちばん、マシなんだもん」






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