HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
* * *

目が覚めると私はフカフカした寝心地のいいベットの上。


「大丈夫か?」


結生が心配そうに、顔を近づけてきた。


「だ、だ、大丈夫…急に…リンとシンが現れたから…」


「俺たちのせいか?」

銀色に染めた髪のシンが私を申し訳なさそうに見ていた。


シンのそばにはリンの姿。



「兄貴をぶっ飛ばした女って、どんな女かと思ったけど。ほかの女と変わらないじゃん」

リンは冷たく、吐き捨てた。



「紹介しとく…コイツは晋也(シンヤ)アイツは臨也(リンヤ)」


「・・・麻有です…よろしくお願いします」


「よろしく」
シンが軽く笑って、返してくれた。


でも、リンは無視?

テレビでは愛想のいいリンが不機嫌に顔を歪めていた。


もしかして、これが本当のリン?

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