お姫様に誓いのキスを
思い出…とは何だろう??と考えた俺はお姫様が好きな物かなー??と考えたのだが………。

「簡単過ぎか…。」

考えを張り巡らしながら、音楽室を後にした。




次に向かったのは理化室。…いなかった。

その次に向かったのは2年のクラス全部。

その次は………

「屋上はどーよ!?」

そう屋上。俺がお姫様に告白した場所だ。

ギィィィィ!!!

「何だ!?!?」

見ると、ゆういつ屋上に出入り出来るドアが重男45号によって閉められてしまった!

「くそっ!」

ドアノブを回すのだがカギ掛けられたらしく開かない。

ニヤッと笑う重男45号を見て、ドアを蹴り破りたい衝動に駆られたが、ここは高校。留年は流石に堪える。
仕方なく座り込みお姫様との思い出を振り返る。
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