しこりよさようなら
「もしがんだったら困るでしょ?」


と言われた。


「そんなに怖かったらお母さんに付き添ってもらってもいいよ」


とも言われたけど、それは恥ずかしかった。


私は、


「嫌だ〜、怖い〜」


とずっと騒いでいたけど、もう細胞検査をやる空気になっていた。


私が暴れる為おばちゃん看護師が私の手を押さえ、もう一人の看護師は、


「動くとズレちゃいますからね」


と言った。
< 37 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop