お前の星に願いを


「………何?」



女がしゃべると、魔法がとかれたみたいに体中に血がかけめぐった



俺は、この女が振りかえってしゃべるまでの数秒間ずっと息を止めてたんじゃないかってほど苦しかった



「あっ、あのっここっ…不審者が多いんでっ危ないかなって…」



とりあえず何かしゃべんなきゃって、緊張して早口になる



まだ心臓がドキドキしてる


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