君への永遠の恋心


  私は、「演技」をしながら教室に戻った。


 

  女子のみかたが多い私は、「どうしたの!?」とむかえられたのが当たり前。


 という本心をみせないため、ずっと「演技」をしていた。



  かなり女子が増えてきて、私がいってほしかった言葉を言ってくれた。



  「アッくん、あやまりなよ!」


 アッくんは泣いていた。らしい。でも、自分のイライラを解消したかったから、



 あやまってもらった。その瞬間、(勝った♪)と思った。



その事件(?)があってから、私は、キャラを丸出し。




  あと2年間ヤバイ・・・・・と思っていた。




  そんな中、10月、5年生の中で最も大きなイベントがやって来た。



   それは、・・・・「宿泊研修」というものだ。



  正直、泊まりは大好きだけど、場所が、嫌だった。



  理由は、色んな噂があったから。たとえば、霊が出る・・・とか・・・



  なんだ、そんなこと?


 って思われてもしかたない。。。でも、霊は、男子よりも、私が大嫌いなトマトより


 も嫌いだった。




 でも、すぐ宿泊研修の日がやって来た。


 メンバーは、亜莉紗、里菜、真優、愛里、安達、和馬、江口、と・・・誰かだった。



  リーダーは、亜莉紗。お母さん的な存在の亜莉紗は、何もかもきめてくれた。


 
  その日の予定していた場所は、全部いけた。お昼は、地元で有名な、「ラッキーピエ


  ろ」だった。あの時の味は、今でも少しだけ覚えている。



  このように、順調だった。・・・がケンカもあった。


  でも、とても楽しかった。だから、みんないつの間にか忘れていた。

 
 
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop