アナタとの距離
「お前さ、なんで飯食わないの?腹音うるせぇんだよ。」
隣の席の雅紀が私に視線を合わせる事なく話しかけてきた。
昼休みだというのに、今日は珍しく雅紀のグループも、女の子達も雅紀の周りにいなかった。
「…。ごめん。うるさくて。」
「……。お前今日、行くぞ。」
「…ごめん、今日は無理。」
こんな日に、雅紀から誘いを受けた。
いつもは嬉しいけど、体力すらない。
しかもホテル代も…
「お前に拒否権は無いんだよ!」
「今日は、お金持ち合わせてない。。」
「……うぜ。とりあえず行くからな。」
……。もう、私は『分かった』しか言えなかった