アナタとの距離



「お前さ、なんで飯食わないの?腹音うるせぇんだよ。」


隣の席の雅紀が私に視線を合わせる事なく話しかけてきた。




昼休みだというのに、今日は珍しく雅紀のグループも、女の子達も雅紀の周りにいなかった。




「…。ごめん。うるさくて。」

「……。お前今日、行くぞ。」

「…ごめん、今日は無理。」





こんな日に、雅紀から誘いを受けた。


いつもは嬉しいけど、体力すらない。


しかもホテル代も…












「お前に拒否権は無いんだよ!」

「今日は、お金持ち合わせてない。。」

「……うぜ。とりあえず行くからな。」









……。もう、私は『分かった』しか言えなかった


< 133 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop