アナタとの距離
数十秒間の沈黙。
私は、雅紀の言葉に対し、なんと返せば良いのか悩んでしまった。
その沈黙をやぶったのは、雅紀だった。
「……。もう、どうでも良いわ。とりあえず飯食うか。」
そう言うと部屋の電話からルームサービスを頼んだ。
「雅紀様、お待たせしました。」
数分すると、ボーイさんが、食事を運んできてくれた。
テーブルに並べられる色鮮やかで、高級ディナーのような食事に私は目を奪われた。
「さて、食うか。お前も食べろ。」
「…いただきます。」
お腹が空いてた事もあり、私は、遠慮せず食べてしまった。