forever...
無言で首を横に振る。





「・・・さよなら、愛麗」





そう言って、4人は足早に離れていく。





「・・・優姫・・・!」




あたしも行こうとすると、愛麗に手を掴まれる。





「愛麗・・・」






「優姫は・・・信じてくれるよね・・・!?」



「・・・あたしは・・・信じてるよ?きっとまた・・・4人で笑い合えるって」




そう言って、走った。





あたしは愛麗を攻める気になれなかった。





愛麗が悪くないとかそういうわけじゃなくて・・・。




永遠を誓ったあたしたちがこんな風になっちゃうなんて信じられなかった―――。





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