forever...
長い夏休みも終わりに近づいてきた頃、あたしは凜と買い物に来ていた。






「暑!あそこでアイス食べてこ。今ダブル安いみたい!」





で、近くのアイス屋で一休みすることにした。





「いらっしゃいませー!」





「・・・店員さんはいいね。こんな涼しい中で働けるんだもん」





凜がぼそっとあたしに言った。





「うん・・・「あ、ちょっとちょうだい?」





「えー、じゃお前のも貰うから」





「うー、いいよ・・・」




「なんでそんな嫌そうなんだよ笑」




耳に入ってくるカップルの会話。





こんな暑い中でよくこんなラブラブしてられるな・・・。





チラッと後ろを見る。・・・!?





「凜、凜!・・・恭平と愛麗だ・・・」





「え!?」
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