forever...
「・・・・・・恭平」







「ブッ!!」






琳花が言った名前であたしが、オレンジジュースを吹き出す。








「やだ、もぉ。きったない!」






「ごめん・・・・・・恭平って彼女いるって噂じゃん」






琳花がいう、恭平とは、クラスメートの不良。でも、顔がいいから女子には大人気で、彼女がいるという噂が流れた時には、あたしのクラスに先輩から後輩まで来たくらいだ。







「でも・・・やっぱ好きなの!応援・・・してくれる?」






琳花が赤くなった。そして、上目遣いであたしたちの表情を確認した。







「・・・応援、するよ!」






美穂が、「ね、みんな」というと、あたしと愛麗も頷いた。
< 4 / 34 >

この作品をシェア

pagetop