あのコのひみつ^_^
#3
ええええええー!!!!!!!!!!
「お前っなんでっ・・・はぁ!?」
ちょっと待てよなんでオレのマンション知ってんだよ!!
っていうかなんで居るんだよ!!!
もしかしてもしかして
『復讐してやる』
とかなんとかかぁぁあ!!!!!
有言実行かテメェこの野郎!!!
しかもなんなんだよ勝手に人ン家上がり込むとか!!!!
復讐にも段階があるだろうが!!
いきなり何!?
買収したい会社の社長室占領するようなもんだよ!!!
「あら遼一!帰ってたのねー!
アタシこの光くんと結婚することになりました!!エヘヘ♪」
「は・・・?」
姉貴・・・。
なに、結婚するって?
いや、結婚する年頃だけどさぁ、
なに?邦良と?
はい?
「急にゴメンね~、だってこんな美少年なんだもん♪
あーもぅ、驚くのはわかるけど玄関で立ち尽くしてないでさー
ほらぁ、靴脱いでー」
え・・・?
「なに・・・?お前ら結婚するの・・・?」
混乱状態の中で、唐突に問う。
というかその質問しか出来なかった。
というか、そう聞かないとやってけない。
「ん?そーよ!」
振り向いて普通に答える姉貴。
「なぜ・・・?」
「・・・ゴメンね。お姉ちゃん、中途半端な大人なのに」
いやいや違う!!!お前が結婚することに異議を申してるんじゃねー!!
「こんな年下と急に結婚なんて・・・弟側の遼一からしたら嫌かな・・・」
だから今は問題そこじゃない!!!!
いくら姉貴が面喰いで男たらしで誰よりも結婚願望ひどくて、アテもねーのにゼクシィ読んで(妄想して)るかってさぁ、
コイツは、さっき俺に告ったじゃん!!
嫉妬心とかではなく!
「遼一先輩。お姉様を責めないで下さい。
僕がお姉様を、遼一先輩のお姉様とは知らず、一目惚れしたんです。
今さっき。」
なんじゃそれ!!
なんなんだ?
両刀遣いということ!?
にしても、切り替え早ッッ