動化家３

毒針山地獄

山の入り口に居た男性は、リリに気づいて、槍を突き出した。

シラ「私は、シラだ。ゴールク様の部下であり、私は、赤の魔法使い抹殺に来た！さぁ、この毒針山へ行け！そして、死ね！」

シラは、目を見開いて、リリの身体を透明な糸で縛り上げた。
シラ「それは、ただの糸ではない！糸一本一本には、猛毒が塗られている。」

リリは、操られているように前へ動いた。

リリ「毒が……。」

毒針山付近で、糸は消えた。

リリの後ろには、シラがいた。
シラ「さぁ、進め！さもなければ、お前をここで殺す！」

リリ「進めばいいんでしょ！」
リリは一本進んだ。

すると、毒が入ってきた。

リリ「ぐぅ…。ハァハァ…。」
シラ「あははは！毒が効いてきたな！」

リリは、魔力を高めた。
すると、毒が消えてきた。

リリ「あははは！あははは！毒なんか効く訳ないじゃない！私を誰だと思ってるの？」

シラ「くそっ！」

シラは、槍をリリに投げ出した。
リリは槍を、素手で受け止めた。
リリ「私に、槍は通用しないわ！」

そう言って投げ返した。
槍は、シラのお腹に刺さり倒れた。

リリは魔法を使い、針山から飛ぼうとした時、針が、伸びてきた。

リリ「行かせないって事ね！」
杖を振り出した。

リリ「フローラルポイズン！」
ピンクの液体が出て、針山全体に落ちた。

すると、針は折れて行った。

リリは空を飛んで、針山の出口に来た。