動化家3
底なし沼の恐怖
針山の出口には、小さな女の子がいた。

ユーイ「お姉ちゃん…。あたしの人形探して…。」

リリ「あなたは誰?」

ユーイ「私は、ユーイ。魔法使いだけど、空を飛んでて、人形を落としたの。」

リリ「仕方ないわね。どこらへんで落としたの?」

ユーイはリリの手を引っ張り、泥のとこまで連れてきた。

ユーイは指を鳴らした。

すると、底なし沼に早変わりした。
リリは足を吸い込まれた。

リリ「やはり、ゴールクの部下か…。」

ユーイ「そうよ!あなたには、ここで死んでもらうわ!赤の魔力使いを殺したら、いくら貰えるかな?ワクワクしちゃうわ!さぁ、沈みなさい!」

ユーイは、石の上に座って眺めていた。

リリ「苦しい……。」

ユーイ「そりゃ苦しいわよ?水をかけると消えるけどね?あっ!しまった!」

リリ「水ね?ふーん…。でもこの土は、魔法で作られた土。消し方は、水じゃない。水をかけると一気に沈む。ここはあえて…。」

リリは、吸い込まれた。

ユーイ「あははは!沈んだ!」
リリ「ファイアーボール!」

リリは、底なし沼から出てきた。

ユーイ「しぶといわね!」

リリ「お遊びは、おしまいよ!覚悟しなさい!」

ユーイ「今消える訳にはいかないから、またね?」

ユーイは消えた。

リリ「とんだ災難だったわ。でも今ので、体力が……。」

リリは倒れてしまった。
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