動化家3
挟み石
一方、カオルとナナとライジはゴールクを魔法を使いながら追いかけていた。

カオル「空の明かりが消えかかっている…。」

ナナ「俺らはもう、魔力がなくなる…。」

ライジ「お前たち、全魔力を使い果たしたのか?」

2人は頷いた。

ライジ「お前たち2人は、先に頂上へ目指して走れ!」

2人は先に行った。

ゴールクがライジの前に、姿を現した。

ゴールク「仲間想いなのかしら?でも、先に行かせて正解かしら?」

ゴールクは、杖を振り出した。
ライジの前に、大きな石が落ちてきた。

ライジは石に挟まれた。

ゴールク「これは、挟み石よ?人一人殺す事なんて簡単な石よ?」

ライジ「身体に力が…。ハァハァ…。」

すると、カオルとナナが戻ってきて、最後の力で、魔力で石を砕いた。

カオル「助けに来た!」

ナナ「仲間は見捨てない!」

ゴールク「あははは!仲間想いの2人ね。でも、闇黒最大魔法は蘇った!あなた達には、あのお方を倒せないわ!赤の魔力使いの魔法でもよ!」

3人は、膝から落ちた。

ゴールク「言葉も出ないかしら?特別に、あのお方に会わせてあげる。」

ゴールクは、透明な糸を3人に巻いた。

ゴールク「この糸は、通称、毒糸よ!歩かないと、毒は体内に入っていくわ!あなた達に選択肢はないの!着いてきなさい!」

3人は言われるように、着いて行った。
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