ゆびきり
 俺は、この日ある決心をしていた。

 愛羅と、キスする!

 いつも通り、自然に過ごすようにして、俺は勇気を出して言った。
「愛羅は、俺とキスするの嫌?」
 こんなことを、いきなり言ったから、愛羅は相当驚いてるよな…
 って、思っていると、そんなことはなかったようだ。
 なぜなら、少しずつ少しずつだけど、俺たちの距離は近づいていた。

 そして、どちらからもなく、目を閉じキスをした…
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