【完】愛の血−超勝手な吸血鬼
「ん、んん……?」
目を開くとカーテンの付いていない部屋には太陽の光が射していて。
どこからか微かに目覚ましの音が聞こえる。
それは心地のいいものではなく、俺をイラッとさせた。
んだよっ!
うっせーな!
聞こえないふりをしようと思ったけど、気になって仕方ねぇ!
ガバッと布団を退け、辺りを見回す。
けど、それは俺の部屋から聞こえるものではない。
少しくもった小さなそれを辿ると……
あぁ? 隣か?
いまいち良くわからないけど、どうも隣っぽい。