【完】愛の血−超勝手な吸血鬼


家に戻り、服を着替えた俺は血を求めて外へと出た。


今日は特に喉の奥が乾く。


最近、成長とともに血を欲する感覚は短くなってきている気がする。

だけど今日は異常だ。


つい、この間飲んだばっかりで。

まだ期間的にはいけるはずなのに。


血にも相性があって、それで期間が変わるとか?

それでもおかしい。

今までだって、あってもおかしくなかったはずなのに。


何で今日だけ?


……考えるのはやめた。


どうせ答えなんて出ないし。

世の中に女はいっぱい居るんだから、血を飲めばいいだけ。


ただ、それだけだから。



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