キミとわたしの運命ゲーム

2時間目が始って15分後。

生物実験室の前にたつ。

「おじゃまします。」

先生は、何かを見ていたようだ。

あわてて、うちから紙を隠した。

「えっ?いま何時かわかってます?」


「10時でしょ?」


「そうですよ!授業は?」


「サボり。」


「はいそうですか。って言える立場じゃないんですが・・・。」


「ですよね。」


そして、先生は黙った。

注意もせずに。



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