未知の世界



明日は必ずやってくる。


必要なくても
必ずやってくる。


泣いて、泣いて、泣いて
傷付いた日の次にも
太陽は昇り、明日はくる。




なんで私は
生まれちゃったんだろう。


あの人が好きなのに、
あの人が大切にしてた
モノを壊してしまった。


…バラバラに…。




こんなに辛いなら、
死んだほうがラクなのかな…。


でも
それは逃げだと分かってる。

分かってるけど
風夜があの日から
笑わなくなって、
夢も希望もなくしたような
哀しい目をして…、
それでも、あなたが
好きだなんで、
どんだけ自分は
最低なんだろう。

辛いのは
あたしだけじゃない。

けど
あたしも辛いよ…。


あなたの笑顔、
もうみれないのかな?


ごめんね、ごめんね。




あたしたち
出会わなければ、
今頃、幸せなんだと
思うよ。


これが、運命なら、
神様…。


せめて、
風夜の心を助けてください…。



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