†蝶鬼鈴Ⅱ†

怪我の代償



僕の血が騒いだのが、分かった。

それは、怒りや憎しみ、悲しみ…


だけでは、表せない。


「おい、総司。取り合えず、息のある奴を屯所に運べ。その後は………任せる。」


土方さんは、僕の変化に気付いたのか、期待通りの答えを出してくれた。




それは…君達。

裏切り者にとっての、生き地獄の始まりを意味してる




僕は、今すぐにでも、怒りをぶちまけたい気持ちを抑え


隊士達と、屯所に向かった。







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