ちいさな贈り物

その後、少し話をして
暁人くんは私と同じ年だということ。

意外にも私の家の近くに住んでいる
って事が分かった。

それ以外のことは
聞いても曖昧で答えてくれなかった。

暁人くんの第一印象は無口。

そして謎だらけの人。

だけど、人見知りの私が
初めて普通に話せる不思議な人だった。


この時、確実に
私の中で何かが動くのを感じたんだ。


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