実鳥森の少年の初恋
「僕が、森の精人界へ帰れる道を探してみるよ」

(ありがとう。たのもしいな。森の精人界へ
行ったことがあるのかな?)

「あるらしいけれど、覚えていないんだ」

「森の精人界への入り口なら私がわかるわ。
以前、いつもカンとローリーを見送っていたから」

「母さん、そうか。じゃあ、簡単に帰れるね。
ペリド、良かったね」

(メイ、ありがとう。じゃあ、しばらく人間界を
楽しんだあとに、入り口を教えてよ。
せっかく来たから、しばらく遊んでいくよ)
ペリドが嬉しそうに言いました。

ペリドに、森の精人界の話を聞きながら
だんだんと身近に感じてくるジンです。

(そうか。今は、カンの緑石のペンダントは
ジンが持っているのか)
感慨深げにペリドが遠い目をしています。

・・・

・・・

・・・
それぞれの思いを胸に夜も更けていきます。



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