僕音。君音。
確かにこの学校は校則なんてほとんど無いし、

基本的には自由。

私だって少し茶髪だし、

メイクだって一応しているけれども…

と…友達出来るかな…。

「ぇ!ねぇってば!」

「ぇ?あハイ!!」

びっくりして、つい敬語になってしまった…

「っあはは」

「!?」

「なんで敬語!?っぷ」

そんなことを言われましても。

「えと、や、あの「ま、いいや。」

いいんかいっあんなに笑ったのに…

地味に根に持っている私を無視して自己紹介を始め出した。

「うち、国枝 胡桃っていうんだ。ヨロシクね♪」

良い子っぽいなぁ♪

胡桃は茶髪のボブで左にピアスが一つ。

小柄で可愛い☆

「私は鈴音!高橋鈴音!」

「鈴音ちゃんかぁ。俺、村上 潤な!!」

「はぁ!」

「は?」

胡桃ちゃんの隣の男の子がいきなり入ってきたから、びっくりして返事しそうになった…。

「ううん!よろしく!」

第一印象はどこにでも居そうな名前かな☆

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