【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参





 ベッドに入って十分。





 疲れていたせいか



 それとも俺の能力なのか






 俺は深い眠りに落ちて行った―――。







 夢の中で




 花蓮が泣いていた。




 なんで泣いているのだろうか?




 不安で花蓮に近寄っていくと




 彼女は誰かの名前を呼んでいた。






 花蓮の腕の中に




 瑛太がいた。





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