【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参





 私は龍太さんから顔を背けた。





「あ、花蓮ちゃん、起きてたの?」





 龍太さんが起き上がって



 近寄ってきた。





「来ないで〰〰〰っ!」




 私は龍太さんから顔を背けて




 気付いた。





「龍太さん、




 大事なところに



 落書きされてますよ!」






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