背中を合わせて【完】
「えー。湿布の方が効くんじゃない?保健室いけば、きっと無臭の湿布あるよ!」



ちょっと待っててと付け加えた凛は小走りで教室を出て行く。


しばらくすると保健室から無臭の湿布をもらってきてくれた凛が教室に戻ってきた。


その手には今日の分にしては多すぎる何枚もの湿布。



「ありがとう!」



ちょっと息を切らせた凛に感謝した。


今日と明日くらいは湿布には困らなさそうだ。





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