夢みて何が悪い!




やだなー…
ほんとに、未練たらたらじゃん。


『柚乃、遅れるよー?』


ママにそう言われリビングに行く。
私の顔を見て察したママは、ココアをいれて
くれた。

座った私に優しくどうしたのって
聞いてくれる。


それだけで泣きそうになっちゃう私は
多分、本気で好きだったんだなって、、





『そお、失恋しちゃったの。』


うなずく私は今にも涙が落ちそうな状態。


『でも柚乃?それ女の子達の嫉妬、じゃないかな?』


『美紗も言ってた。けど知るはずないこと知ってたんだよ?』


『女の子は大胆なんだよ?もしかしたらつけてたとかね。』


ニッコリ笑ってそう言うから
私はなにも言えなかったけど
やっぱりいいほうには考えれない。

振られるのはあるけど
今度は振られるのが怖いもん。



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