夢みて何が悪い!




『…蓮斗あのこと会ってから変だよ?今までみたいにしゃべってくれてないし遊んでないー。あのこのせいじゃん』


『それは君たちがきめることじゃないよね』



顔は見えないからわからない。

だけど、きっと、
少し怒ってる。


だめだよ。

ほんとの話し方がでちゃう。


それは
できるなら私との秘密にしたいの。


なんて独占欲だよね…



『でも、生意気なのよ、蓮斗優しくしずきだよー調子のってデートなんかしちゃってさー』


『あれ、なんで知ってるのかなデート』


『あっ…』


あ…
ほんとだ。

やっぱり、ほんとだったんだ、
蓮斗のいってたこと。

私、嘘を真に受けて…



『それに、俺、興味ないこに優しくしたりデートしたりしないから』


『で、でも…』


『はぁー……』


あ、まずいかも。


さすがのさすがに
でちゃうかもしれない。


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