紅の糸
タイトル未編集
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この物語は、小さな世界で生きる人々の物語である。
世界は黒水晶によって操られ、踊らされていた。
その世界を変えるため立ち上がったのは<聖剣士六士>を側近として仕えている世界一大きな国、ダンドール大陸国王ジャルーヌ。
それを阻止しようと動いたのは黒水晶によって操られている黒の国と呼ばれている国、ドータル国王クロユリ。
二つの国の間で苦しむ少女の声を……
誰も聞くことはなかった。
たった一人を除いて。
「苦しいか?国のために、生きることを諦めたお前は苦しいと叫んでいる。俺にはそう聞こえる。だから俺はお前を助ける」
「……誰も、私の声を聞くことなんてないの。あなたもそうでしょ?」
「早く……早く……早く……さぁ、早く黒い闇へと飲み込まれてしまうのだ。早く…………」
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真夜中の暗殺。
それはすべてc-wolfの仕業。
あなたも真夜中には気をつけて……
殺されるかもしれないよ?
POLの幹部である威濡がつきとめた真夜中の連続殺人事件の真犯人、c-wolfは自分よりも年下の青年だった
その青年の謎が解き明かされたとき、世界は血で溢れかえるだろう
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少女は問う
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風国の双子ウィン=ルウとウィン=フウには秘密がある。
人々に蔑まれ生きてきた双子は不運を導く…。
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やがて双子の運命は神により操られ、青年は地獄を視る。
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