幼なじみと付き合った場合。
「お母さん、おはよ~…」



眠たい目をこすり、キッチンへ行くとお母さんが朝食の用意をしてくれていた。




「彩花、早くしないと時間がないわよ?」



「わかってるって~」



あたしはテレビでやってる今日の占いを見ながら、食卓テーブルにつく。




パンを食べ終わると、すぐに支度を整えた。




あたし、今日はスピーディじゃない!?



これもきっと、伊織に途中で邪魔されないからだよね。








いつもなら、勝手に部屋に入ってきてたり、リビングで偉そうな顔であたしを待ってたりするし、



朝から色々話しかけられて、結構ウザかった。




朝は頭がまわらないから、たくさん話しかけられると思考が止まっちゃうんだよね……。



うん……



いいよ、今日のこの感じ。




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