幼なじみと付き合った場合。
なんて、あたしは呑気なことを考えながら、自転車を走らせる。



休みか~、いいなぁ。



あたしも今日は嫌いな授業ばっかだから、別に学校行きたくないしー。



でも行かなきゃ、だもんね。



あたしはペダルを漕ぐ力を強め、学校へと急ぐ。




予鈴ギリギリに門をくぐり抜け、とりあえずセーフ!!




校舎裏の自転車置き場に自転車を置いて、教室へ走っていった。









教室に着くと、なぜか今日に限って先生がもう来て出席を取り始めていた。



うわ~、早くない!?



いつもあと5分遅いのに……。




先生にニラまれながら、そっとうしろの扉から教室へと入り自分の席へと向かった。













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