幼なじみと付き合った場合。
「押入れとか…」



って言いながら、勝手に部屋をあさってる。




「いないよ、いない!誰もいないから…」




後ろから上月くんのジャージの裾を引っ張り、引きとめる。




「おっかしいなー…さっき、朝野がこの部屋に入ってくの見かけたんだけど?」




やっぱり、バレてる!!!!




「ま……まっさかぁ~…見間違いじゃないの?」




あたしがそう言うと、思いっきりニラまれた。











……へっ!?



いつも爽やかに笑ってる上月くんが、まさかあたしをニラむなんて……




意外すぎて、放心状態に。






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