幼なじみと付き合った場合。
「伊織、出発まで自由行動だろ。近くにコンビニあったから、そこ行こーぜ」
上月に誘われ、俺はコンビニに行くことにした。
行く途中で……
見たくないものを見てしまった。
民宿の数メートル先に橋がかかっていて、そこに立つジャージ姿の生徒がふたり見える。
それは……俺が見間違うはずもなく、彩花の姿と
そのとなりは……きっと、朝野。
今までずっと俺の指定席だった場所に、朝野がいる……。
悔しくて、俺が視線を逸らしたとたん……横にいた上月も、ふたりの姿に気がついた。
「お~、さっそくじゃん。やるね~、お前の元カノ。伊織もさ~、邪魔しねぇでさっさとくっつけてやりゃよかったんだよ。
あんな女、追いかける価値もねーと思うけど?」
上月は呆れたように俺を見ると、ハハッと笑ってる。
俺はなにも言わずに、そのままコンビニへ向かった。
上月に誘われ、俺はコンビニに行くことにした。
行く途中で……
見たくないものを見てしまった。
民宿の数メートル先に橋がかかっていて、そこに立つジャージ姿の生徒がふたり見える。
それは……俺が見間違うはずもなく、彩花の姿と
そのとなりは……きっと、朝野。
今までずっと俺の指定席だった場所に、朝野がいる……。
悔しくて、俺が視線を逸らしたとたん……横にいた上月も、ふたりの姿に気がついた。
「お~、さっそくじゃん。やるね~、お前の元カノ。伊織もさ~、邪魔しねぇでさっさとくっつけてやりゃよかったんだよ。
あんな女、追いかける価値もねーと思うけど?」
上月は呆れたように俺を見ると、ハハッと笑ってる。
俺はなにも言わずに、そのままコンビニへ向かった。