幼なじみと付き合った場合。
自宅がある最寄駅から30分ほどの、大きな駅で現地解散になった。




あとは各自、家に戻ることになってる。




俺は上月と小菅と、3人で帰ることにした。




いつもの俺から、彩花に声かけてるところだけど…今回は、やめた。




彩花がかなりの無神経女なら、きっと朝野と帰ってるはず…とは思ったけど、さすがにそれはなかった。




クラスの女子と一緒に帰る姿を見て、とりあえず一安心。













「伊織…お前、やっと目を覚ましたんだな。アイツのケツ追っかけるのやめたんだ?」



上月がニヤニヤしながら俺の腹を突いてくる。




「だろ?らしくねぇし…」




「そーだな。お前は女をたぶらかしてる方が似合ってるよな」



横から小菅に突っ込まれ、ハハッと空笑い。



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