幼なじみと付き合った場合。
「だけど、好きな女はいる」


「彼女かよー!だよな、お前ほどのヤツが女いねぇわけないよな」



そこで俺は黙りこむ。  

 

「え、もしかして聞いちゃダメだった系?」



「別にぃ?おっ、3番テーブルからお呼びがかかったぞ!」



俺はダチのケツを蹴って、注文をとりに行くように促す。



「痛っ!ったく、あとで教えろよな~」










…別に隠すつもりはねーけどな。



俺は今、誰とも付き合っていない。



毎日が、こんな感じで過ぎていく。    



高校に入ってからの初めての夏は…、



たまの遊びと、バイト三昧の日々。




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