幼なじみと付き合った場合。
「……んだよ。いーじゃん」



彩花の腰に腕を回し、引きよせようとすると必死でもがいてる。



「ダメダメダメ!!ココ、廊下だから!!」



廊下じゃダメならどこならいい?



笑いそーになったけど、とりあえずグッと堪えた。










俺たちが今いる場所は、屋上に続く階段のある廊下の端っこで、昼休みってこともあって、周りには誰もいない。



っていうか、誰かに見られても、別に俺は構わないんだけど……。



「じゃー……帰ったら、いっぱいしよーな?」



彩花の耳もとで囁くと、表情を失って絶句してる。



……あれ、やりすぎたか?



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