幼なじみと付き合った場合。
明らかに困惑した表情を浮かべる松本と、脅すように少し凄みのある声を出す男たち。




あ……マジかも。



男のひとりがライターを手に、松本の顔に近づける。



「お前さー…いい気になってんじゃねーぞ?いくらお前が……」



「おいっ、行くぞ!」



俺はとっさに松本の肩を掴み、座席から引っ張りだす。









突然のことに驚いてたけど、松本も立ち上がるとすぐに走りだした。



「伊織くん、逃げよう!!」



おし!!



なにがなんだかわかんねーけど、とりあえず俺たちは猛ダッシュすることにした。





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