幼なじみと付き合った場合。
「だけど…こうやって会ってるだけで、伊織のこと考えるし……やっぱりあたしは伊織が好きなんだと思う。

今日のことだって、伊織にバレたら……って考えるだけで怖いし」



「だよねぇ…俺も怖い」



朝野くんはハハッて笑って周りを見てる。










「既に伊織はあたしの生活の一部なんだよね。いなくなるってことが、考えられないの。

ケンカもするし、バカだし偉そうだし、ムカつくけど……

やっぱりまたすぐに会いたくなるんだよねぇ……ホント、意味わかんない…」



しゃべりながらも、伊織の顔が浮かぶ。



今頃は、松本さんの家で彼氏のフリでもしてるのかな?




「……そっか。わかってたけどね、こーなるってこと。うん……いーよ。俺、ちょっとトイレ行ってくる」



朝野くんは残念そうな表情を浮かべ、俯くとそのまま席を立った。




あたしに……きっと、ムカついたはず。



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