幼なじみと付き合った場合。
「やっぱ……そうだよなぁ。うーん、なにかいい方法は……」


朝野くんは必死で頭をひねってるけど、そんな本気に考えられても……。


「あたし……ホントにもう、決めたの。朝野くんとは……もう、会わない」


あたしは自分の迷いを振りきるかのようにして、席を立った。





――ガタッ。


「待って……じゃあ、最後に……誕生日だけでも祝わせてよ」


「そんな……もう、歌ってもらったし、いいよ」


「あんなの、プレゼントっていわないし。これ……受け取って」


……え?


朝野くんから、ラッピングされた袋を、差し出される。


「や……そんな、もらえない……」


「いいから。もう買っちゃったし……もらってもらえなかったら困る。

お願いだから、持って帰ってよ。いらなきゃ、捨てて」



強引に手渡され、あたしは思わず受けとってしまった……。



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