幼なじみと付き合った場合。
引き際がよすぎて、なんだか物足りない。


……いやいや、もうこれでよかったんだよね。


あたしはもう一度ポーチを手に取る。


ファスナーを開けると、中から何かが出てきた。







……あれっ!?


なにこれ……。


中から、折り畳まれた小さな便箋が出てきた。


そして、その間にはストロベリーパフェの、かわいいチャームが挟み込んであった。


なに、これ……。


便箋を開くと、一番上に、【彩花へ】って書いてある。


これ……朝野くんからの、手紙!?







【彩花へ

今日のデート、すごく楽しかった。

まさか伊織くんに黙って会ってくれるなんて、思わなかったけど、

それだけ俺とのことを真面目に考えてくれてて、本当に嬉しかった。

彩花は自分のことをズルいって言ってたけど、全然ズルくないよ。

赤松くんには悪いけど、俺たちすごく合ってるし、

彩花が優しいから、赤松くんの気持ちを無視できないだけなんだと思う。

今日……迷ってるって言ってくれたこと、信じてていいかな。

しばらく会わないようにするけど、また気が変わったら、

今回みたいに、いつでも連絡して。

朝野より】







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