結婚、結婚してください!

「…ふーん。旭やっと腹くくったか」

「?!」


亜衣と旭くんが出ていくと聞こえた声


「大樹…起きてたの?」

「まぁーね?寝る演技なんて朝飯前だよ。俺、演劇派アイドルだし?」


うわぁ、こんなところで才能の無駄遣い


「大体、瑠璃を目の前に熟睡なんて出来ないよー。超ムラムラするんだもん」

「…半径2m以内に近づかないで」

「えー…俺まだ何もしてないじゃん」

「何かあってからじゃ遅いのよ」


"ひどーい"っと言いながら泣き真似をする大樹

でも、すぐに真剣な顔つきになって…


「たぶんね、旭…告白しに言ったんだとおもうよ?」

「え?!」


旭くんが亜衣に告白…
いったいどーなるのかな?

うまく行くといいなぁ…



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