片恋い想い。
昼時
チャイムの音に高鳴る鼓動
《…三年三組、高橋 陵 食事が終わったら職員室まで来てください》
キター!
早く食べて職員室にlet's go!
今日は幸せなことばかりだ
ありがと、神様♪
しばらくすると高橋が職員室から出て来て一礼をしているのを見つけた
その後ろ姿にキュン死しそうな勢いだ
格好よすぎだよ~
トイレからひょこっと顔を出しす
「その顔、キモいぞ……?」
「げっ!?…いつからそこに…?」
き、気づかなかった
ていうか…き、キモイって…
ズバッと心に矢が刺さる
酷くないですか先輩…
「お前こそ、何してんだよ?」
「べ、別に…何も?」
「ふーん…てっきり俺のこと待ってんだと思ってたけど♪」