~君という光~
「お、きいな~
 そこにいたのか。」

透真が来た。

「うん。」

「おぉー、初めて見るぞ。
 お前が俺以外の誰かといるの。」

「あら、そうなんですか?」

鈴音が口を挟んだ。

「まぁな。
 こいつ本当は超いい奴なんだぜ?」

透真があたしを自慢する。

「そんなにいい奴じゃない。」

あたしは本当のことを言う。

「私もきいなはいい人だと思っていますよ。」

「なんで?」

あたしは鈴音に聞いた。

「え…、だってこの前の準備手伝ってくれたから。」

あぁ…。
ちょっとしたパーティーの準備の事か。

「へぇ。俺知らんかったな。」

透真が言う。
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