私の歩く道

「なにしてんの?」

「どうせ一人だろ?」

「部屋はどうでもいい。
なんで人の携帯勝手に触ってんの」

「オメェに友達はいねーのかよ。
男の名前ばっか」

「もういい」

嘘つき男は諦めて
部屋の隅っこにまた座る

膝を抱き 涙は我慢した

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