海辺で恋するシンデレラ

えっ?!


思わず、キョロキョロとし慌てて部屋の中を見回した。

そ、そんなに散らかって無い・・かな。


そして、玄関の扉を開けると・・・・・・本当に居た。

携帯電話を耳に当てたまま。


「波瑠さっ・・・」

「海桜、逢いたかった。」


名前を呼び終える前に、抱きしめられてしまった。



いやいや、波瑠さん。ここ廊下だから・・・


「は、波瑠さん。中に入ろう。ココじゃ、なんだから・・・」


ポンポンと、波瑠さんの腕を叩き

この抱擁を解いてくれるように促す。


波瑠さんも、状況をわかってくれたのか

大人しく腕を解いて、部屋の中に入ってくれた。


波瑠さんを、リビングにあるロータイプの

クリーム色のソファに座らせる。

私の部屋は、波瑠さんの部屋と違って1DK

それでも、1人暮らしの私にとっては十分だ。

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