海辺で恋するシンデレラ
彼女の申し出を仕方なく受け、海桜が料理を作って
待ってたら行けないと、連絡をする事にした。
プルル・・プルル・・・
「もしもし、海桜?」
『はい。』
あれ、なんか元気ないような気がするけど・・・
「ゴメン。今日接待が急に入って、遅くなりそうなんだ。だから、俺待たなくていいから、先に寝てて。」
『あ、波瑠さん。今日、ハンバーグ作ったの・・・』
マジかよ?!海桜の作ったハンバーグ、めちゃめちゃ美味いのに。
お預けなんて、辛いなぁ。
「えーっ。食べたかったなぁ。明日、一緒に食べよう。」
俺がそう言った瞬間、海桜が一瞬息を飲んだ様な気がした。
「・・・?どうかした?海桜。」
『ううん、何でもない。身体に気をつけて、ね。』
・・・気のせいか?
「うん。なるべく早く帰るから。」