海辺で恋するシンデレラ

彼女の申し出を仕方なく受け、海桜が料理を作って

待ってたら行けないと、連絡をする事にした。


プルル・・プルル・・・


「もしもし、海桜?」

『はい。』


あれ、なんか元気ないような気がするけど・・・


「ゴメン。今日接待が急に入って、遅くなりそうなんだ。だから、俺待たなくていいから、先に寝てて。」

『あ、波瑠さん。今日、ハンバーグ作ったの・・・』


マジかよ?!海桜の作ったハンバーグ、めちゃめちゃ美味いのに。

お預けなんて、辛いなぁ。


「えーっ。食べたかったなぁ。明日、一緒に食べよう。」


俺がそう言った瞬間、海桜が一瞬息を飲んだ様な気がした。


「・・・?どうかした?海桜。」

『ううん、何でもない。身体に気をつけて、ね。』


・・・気のせいか?


「うん。なるべく早く帰るから。」


< 130 / 218 >

この作品をシェア

pagetop